さて、先頭をきって登場したのが、戦国風雲児・信長！
なんと！おニューのアメリカン・ビッグバイクに跨がり、たった一騎で颯爽と登場！
いでたちは、黒のレザー上下に風にたなびく赤マント。
意表をつく演出に、人々はヤンヤの喝采。
そんな民衆の声援をよそに信長、タンクをポンポンと叩きながら満足そうに自分のバイク眺めている。かなりお気に入りの様子。
やや遅れて、旗指物をおし立て悪ガキ仲間、犬千代・五郎左達が息を切らせながらようやく追いついた。
平手の爺が何か小言を言っても、信長、全く無視。

さてさて、次なるお出ましは、成り金・秀吉。
真っ赤なオープンカーにつま先立ちで（笑）登場。
隣のシートでは、茶々殿がチョコンとおすまし顔。
まわりには、色っぽいキャンペーン・ギャルもワンサカ
そんな彼の服装は‥ド派手なイタリア・ブランドスーツ、そして首にはペイズリーのスカーフ！（どう見ても、ちんちくりん）
民衆の中からは、クスクスと笑い声も聞こえるが、秀吉、全く動ぜず、笑顔で両手を上げ、愛想を振りまいている。
さすが、戦国の人たらし！

そして、最後に‥‥？？
なにやら物々しい雰囲気で、黒い大型ベンツが姿を現わした。
ゆっくりとドアを開け登場したのは‥家康だ。
ドブネズミ色の高級ビジネス・スーツに身をかため、民衆をチラッと一べつしたかと思いきや、かたわらの本多正信となにやらヒソヒソ耳打ち話を始めた。「感じ悪～い」の声も。
近くでは、忠勝、康政らの護衛陣が直立不動、口を『へ』の字にして警戒の目を光らせている。