お館様
お館様

スポーツ万能男 織田信長

織田信長  織田信長は、尾張(愛知県)に生まれ(清洲織田家、三奉行の内の一家)、若い時は”うつけ者”と言われるほどの暴れぶりを見せた。だが、これは仮の姿で、16歳で跡を継いでから、他国の強敵を倒し、事実上天下を統一した。
 そして織田信長は、生まれながらの頭の良さばかりでなく、武将としての鍛練の面でも、厳しいものがあった。日ごろの鍛練では、弓や乗馬、水泳、鷹狩など、 彼の右に出るものはいないといったくらいに鍛え上げていた。乗馬などは、あまりのうまさに、家臣がその速さについていけなく、置いていかれるといった始末。また水泳の方は小さいころ徳川家康に教えたというほどである。
 そんなスポーツ万能な織田信長だが、ここでは水泳を取り上げたいと思う。 水泳は、ジョギングと同じく有酸素運動で、酸素を充分に体内に取り入れ、それを活かして行うものだが、これによって新陳代謝が促進される。また、体全体をまんべんなく使う全身運動であるため、短時間でも運動不足を解消するには最適なのである。そのため水泳は、肥満解消、糖尿病予防、心肺機能の向上にもすばらしい効能をはっきするのである。
 そして、忘れてはならない当の織田信長だが「本能寺の変」の彼の行動を見ると、49歳でありながらもすばらしい体躯をもち健康そのものだったのであろう。それは、さまざまな文献でも織田信長の病気に関する記述があまり見られない事でもわかる。

参考文献 「戦国おもしろ雑学」 監修南條範夫
参考文献 「戦国名将、人物を知る辞典」 監修山本七平 永畑恭典
戦国時代の健康法トップへ戻る

ページの先頭へ戻る