お館様
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織田信長の贈り物

ここでは織田信長の贈り物を紹介します。贈り物にまつわるエピソードを見ると信長の人となりが少し見えるかもしれません。

茶器

茶器について、新しくこちらのページに載せました。詳しくはこちらをご覧下さい。


マント

マント
これは信長が、上杉謙信に贈ったものでマントである。 贈られた謙信は、かなり喜んだらしい。そして、どうやら着ていた形跡があるとのこと。その姿を想像するとけっこう面白い。
とにかく信長は西洋文化にとてもご熱心だった。だから、宣教師を保護したり、彼らから 西洋文化の話を聞いたりしていた。ここでひとつ有名な話がある。宣教師と会見しているときのこと、宣教師が地球儀を信長に見せ、地球が丸いと説いた。そしたら、信長は「道理に合っている。」と言って 即座に理解したという。
この時代にこのことを理解できたのは信長くらいじゃなかろうか。


草鞋

草鞋
これは、戦のとき勲功を挙げた足軽にあげたもの。 そのいきさつは、『足軽が信長のところに帰ってきた際、その足軽が裸足だったので、手柄を誉めると同時に、腰に付けていた草鞋をあげた』というもの。しかしこの当時、腰に草鞋を付けている大将などめったにいない。このエピソードは、いかにも信長らしい。




お寧への手紙

手紙
そして、次の品がこれ。けっこー有名なんで知っている人が多いと思うけど、お寧と秀吉が喧嘩して、それを仲裁しようと ”お寧”にあげた手紙。 内容は、秀吉の悪口と、お寧に対して妻のあり方を説いており、なかなか、丁寧に書いている。
当時部下の妻にこんなに気を使う主人はいたのだろうか。この手紙は信長のやさしい一面を伺える逸品である。




細川忠興への感状

手紙
この書状はなんと、織田信長の自筆と認められているものである。
天正5年、松永久秀討伐の際、14歳ながら戦功を立てた与一郎(後の細川忠興)にあてたもので、祐筆ではなく自筆で書くというあたり、忠興の活躍に相当感動したようである。






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